Amplitude, Inc. （本社所在地：米サンフランシスコ、CEO：Spenser Skates　以下、Amplitude）は、本日、プロダクトマネージャー、マーケター、グロースリーダー向けに、A/BテストとWebエクスペリエンスのパーソナライズを簡単に実施できる新たなソリューション「Amplitude Web Experimentation」を発表しました。ビジュアル編集機能とポイント・アンド・クリック方式のインタラクションを採用したWeb Experimentationは、エンジニアリング部門のサポートを低減し、テストを迅速化します

今日、成功を収める多くの企業は、実験を不可欠と考えていますが、A/Bテストツールは一般的に使いにくく、拡張も困難です。さらに、こうしたツールには、大規模なエンジニアリングリソースが求められます。また、柔軟性を欠き、ページの表示速度が遅くなることで、コンバージョン率にも影響が及びます。そして、データの分断や煩雑な統合作業も悩みの種となっています。

AmplitudeのWeb Experimentationを使用すれば、強力な機能とセルフサービスモデルによりA/Bテストを簡単に実行できるようになります。この結果、チームはページのパフォーマンスを損なうことなく、コンバージョンを向上できます。ステップ・バイ・ステップ方式のガイダンスの活用により、ページを修正し、ターゲティングオプションを追加し、数クリックの作業で実験を開始できます。さらに、こうした特長は簡単なテストケースに限定されるものではありません。Amplitudeの高性能インフラストラクチャの高度な統計機能は、あらゆる顧客のニーズに応じて拡張可能です。これにより、いかなる規模のチームであっても、エンジニアリングリソースを無駄にすることなく、複雑な実験を確実に実行できます。

Amplitudeの最高製品責任者であるFrancois Ajenstatは、次のように述べています。「変化とは、テクノロジーの中で唯一の不変な要素です。その結果、チームにとっては、これまで以上に迅速なアクションの準備が求められます。私たちは、スピードの鈍化を招くことなく、あらゆるユーザーが実験機能を活用できるよう支援したいと考えています。こうした背景により、採用・使用・拡張が簡単で強力なWeb Experimentationの開発に至りました。今後は、あらゆるユーザーが効果的な実験を実行し、コンバージョンと成長を向上できます。」

Amplitude Web Experimentationは、同社の統合型デジタル分析プラットフォームに追加された最新ソリューションであり、世界中の企業がデジタルプロダクトとデジタルエクスペリエンスを向上できるよう支援します。Amplitudeのプラットフォームは、Analytics（分析）、セッションリプレイ、Experiment（実験）、CDPの機能を提供します。

Amplitude Web Experimentationの特長は以下の通りです。

• 視覚的な実験エディター：コードを記述することなく、数クリックの作業により、Webサイトやシングルページアプリ（SPA）上で実験を直接実行できます。
• ガイド付きのユーザーエクスペリエンス：ステップ・バイ・ステップ方式により、A/Bテストを毎回正しく設定できます。
• 高性能インフラストラクチャ：逐次テスト、CUPED、多腕バンディットなどの組み込み統計アルゴリズムにより、スクリーンフリッカーを排除し、テストをカスタマイズ
• カスタムコードエディター：エンジニアリング部門のサポートを最小限に抑えた形で、JavaScript、CSS、HTMLのブロックをバリアントで使用し、モーダル、バナー、ページレイアウトなどをテストできます。
• インサイト主導型の実験：顧客インサイトとターゲットを絞ったA/Bテストを組み合わせることで、パーソナライゼーションとコンバージョン率を向上できます。

上記の機能は、本日よりすべての顧客向けに提供を開始しており、Amplitudeのスタータープランに無料で同梱しています。

Lendi GroupのWebサイトプロダクトマネージャーであるAdam Craig氏は、次のように述べています。「実験は、Lendiの企業文化を支える根本的な要素ですが、市販ツールの多くは複雑で、使い勝手が悪く、拡張性を欠いています。Amplitude Web Experimentationは当社にとって画期的なソリューションです。マーケティングチームと成長チームは今後、エンジニアリング部門のサポートなしに独自の実験を簡単に実行できます。この結果、当社はより迅速にアクションを起こし、コンバージョン率を向上できます。」

Amplitude Web ExperimentationとAmplitudeのデジタル分析プラットフォームについての詳細は、当社のブログをご覧ください。

*本リリースは米国カリフォルニア州サンフランシスコで現地時間2024年10月16日に発表されたプレスリリースの抄訳版です。